DVD Flick で 16:9 の Xvid 形式ファイルから 4:3 DVD 作成

DVD Flickffmpeg をバックエンドに持つ DVD オーサリングツールです。多くの形式の動画ファイルから DVD を作成することができます。詳しくは 窓の杜の紹介記事 参照。

DVD Flick を利用して 640x360 の 16:9 の Xvid 形式動画ファイルから 16:9 の DVD を作成し、4:3 のテレビに DVD プレーヤーを接続して再生してみました。ところが、DVD プレーヤーに 16:9 → 4:3 表示変換機能がなかったため縦長の画面になってしまいました。このため、4:3 の DVD を作成する必要があるのですが DVD Flick での方法がいまいちよくわかっていませんでした。

いろいろやってみた処、動画ファイルの変換設定の箇所で 4:3 を選択するだけで 16:9 から 4:3 の変換をやってくれるようです。下記が DVD Flick のログに記録されていた ffmpegコマンドラインですが、

C:\Program Files\DVD Flick\ffmpeg.exe -i "G:\xvid\hage.avi" 
-s 720x360 -padtop 60 -padbottom 60 -r 29.97 -g 18 
-vcodec mpeg2video -bufsize 1835008 -packetsize 2048 
-muxrate 10080000 -aspect 4:3 -minrate 6204k -maxrate 6204k -b 6204k 
-preme 1 -precmp 2 -subcmp 8 -mbcmp 8 -cmp 1 -mbd 1 
-sws_flags lanczos -sc_threshold -9000 -bf 1 -an -threads 1 -fflags genpts -strict 2 
-f mpeg2video "G:\dvd\dvd1\0.0.m2v" -map 0:0

動画のサイズを 640x360 から 720x360 にし、上下に 60 ピクセルずつ余白を挿入することで 720x480 に変換しているようです。賢いですね。